天ぷらカー、車中泊仕様

完成した天ぷらカーを車中泊仕様していきます。

 

やることは主に3つ。

・ベッドづくり

・ソーラー発電システムを組む

・ろ過機を作る

 

 

 

まずベッドから。(ベッドは天ぷらカーに改造する前から完成してたけど)

 

カッコよくキレイに仕上がるベッドキットとかあるのですが、手作りにこだわりたい(お金がない笑)ぼくは、家にある材ともらったコンパネをつかってDIYです。

 

f:id:saitomanten:20190510164801j:image

木枠を組んで

f:id:saitomanten:20190510164953j:image

コンパネ乗せて、

もうだいたい完成じゃね?笑

 

角材がまーまーそろってたので、材料にはさほど困らず。

しかし、

道具がない!

今まで、愛農、耕太郎さん家で大工仕事してたぼくは、道具が揃ってるのが当たり前になってしまっていたのであります。

 

f:id:saitomanten:20190518163222j:image

こんなことしましたよ😅しんどかったー

贅沢な人間になってしまった笑

f:id:saitomanten:20190510164957j:image

材料費ゼロ円なるか?

と思ったりしたのですが、

ちょっとお金をかけて一工夫。

L型鋼製束というもの。

 

f:id:saitomanten:20190510164949j:image

スライドドアの方向にベッドがずれないよう、こいつを使って固定。

 

 

f:id:saitomanten:20190510165947j:image

完成。コンパネ、楽ですね〜。

材料費、500円。

 

 

 

 

 

 

おつぎは…

電気!

夜間の照明、スマホの充電、煮炊き、などなど。車中泊旅で電気の自給は必須!

 

ぼくが選んだのは、

f:id:saitomanten:20190510170231j:image

ソーラーパネル(85w)とポータブル電源のコンビ。

なんとこの二つだけで電気の自給ができてしまいます。

ポータブル電源なるものが優れものすぎる!

f:id:saitomanten:20190510170323j:image

ソーラーパネルから電気を取り出そうと思うと、基本的に、チャージコントローラーと蓄電用のバッテリーが必要です。AC100vの電気を使用するには、さらにインバーターというものも必要です。

 

しかし!ポータブル電源なるものは、その身一つで蓄電でき、DC12v、AC100vの電気を取り出せます!ぼくのような素人にはもってこいでした^_^

 

 

  f:id:saitomanten:20190510170347j:image

 

ソーラーパネルはルーフラックで車の上に。

 

f:id:saitomanten:20190510170410j:image

なんだかんだで結局チャージコントローラーも買っちゃいました。

ソーラーパネルからON ONスイッチで分岐させ、ポータブル電源か、車載用バッテリーに充電できるようにしました。これでバッテリーの電圧を見れるし、バッテリーからも安心して電気が取れるし、割と役に立つかなー、と。

 

はい、これで電気自給オーケーです。(^^)

 

 

 

そしてそして…

 

f:id:saitomanten:20190518162442j:image

リアハッチを開けるとこんなあやしー感じになっております笑

 

これが天ぷら油ろ過システム。

天ぷら油を軽油の代わりに使うためには、必ずろ過をせねばなりません。

ろ過といっても、放置して動物性油を沈殿させることと、ティシュペーパーでこすくらいです。

 

まず、ろ過装置を作ります。

ろ過装置は、ボックスを二つ重ね、上のボックスに穴を開け、ティシュを敷くだけの簡易的なもの。

f:id:saitomanten:20190520175320j:image

制作費、3千円くらい。

本来なら拠点となる場所(主に自宅)にろ過装置を構えるのですが、拠点がないもんで笑

f:id:saitomanten:20190519083620j:image

水色のポリタンクで油を集め、

しばらく放置して動物性油を沈めます。

f:id:saitomanten:20190519083631j:image

その上澄みを真ん中のどでかいタンクにいれます。


f:id:saitomanten:20190519211144j:image

そいでそっから、ろ過したい分だけポンプで吸い上げ自作のろ過装置の中へ。

ポンプはDC12Vなので、車載バッテリーにつないで動かしてます。

 

 

 

f:id:saitomanten:20190520152937j:image

ろ過された油は、その下に設置した天ぷら油用タンクにホースでそのまま入れます。

 

車内で油をこぼしちゃうと、匂い汚れ等で最悪な車中泊が待っています。

油の移動は手で注ぐのではなく、ホースの中を通るように。

車の移動の振動で、油が漏れないような容器を選びました。

 

 

 

これにて完成!

これで燃料代電気代宿泊代タダで旅できると思うととにやけますなぁ笑